公演終了!ご来場ありがとうございました!
"愛の刃"とは
高知の脚本家が書いた台本を、岡山と愛媛の演出家の元、香川の劇団が老舗うどん店で上演!
江戸時代から続く老舗のうどん屋「ヨコクラうどん」で「ブルータス、お前もか」の台詞で有名なシェイクスピアのジュリアス・シーザーを題材とした新撰組のお話をお送りします。
公演期間は2日間!
1日目(13日)は出演者全員女優の"女回"! 変わって2日目(14日)は出演者全員男優の"男回"
同じ脚本、同じ公演場所。なのに…演出、出演者、総入れ替え!! もちろん!
ご覧いただくお客様の性別は問いません! どちらの回でも両方の回でも好きな回をご覧ください!
「ジュリアス・シーザー」ってこんなお話。
古代ローマにて絶対的な力と権力を誇る英雄、ジュリアス・シーザー。
しかしシーザーが共和制を崩壊させ、独裁者となることに恐れを抱いた者達により、シーザー暗殺計画が企てられる。
巧みな言葉と策略に扇動され、暗殺の首謀者となったのはシーザーの友、ブルータス。
ブルータスにとってシーザーを殺害する理由はまったくない。が、これはただの暗殺ではない 。正義のため、民衆たちを正しい道へと導くため、ローマの自由のための暗殺なのだ。
暗殺は成功し、いかにシーザーは殺されるべき存在だったかを演説することで、ブルータスは民衆たちの心をつかむことにも成功した。しかしシーザーの腹心であるアントニーの演説により再び心を扇動された民衆たちは、次第にブルータスに「お前は謀反人だ」と騒ぎ始める。
かくしてローマのために友を裏切ったブルータスは、ローマに裏切られ、追われる身となるのであった。
――時代を動かすのは一人の力と権力ではない。大衆の心が時代を動かすのだ。
「愛の刃」登場人物について
「愛の刃」は新撰組がまだ新撰組と名乗る前、「壬生浪士組(みぶろうしぐみ)」時代の話から始まります。

壬生浪士組時代の局長の一人でもあり、粗暴の振る舞い故に後に暗殺された芹沢鴨
その芹沢と共に浪士組に参加し、勘定方を務めていた平間重助
壬生浪士組(新撰組)の局長であり、天然理心流の使い手、近藤勇
規律を守り、隊士達からも鬼の副長と称された土方歳三
仙台藩を脱藩し、後に(芹沢の死後)総長の地位に就くものの、最後は沖田の介錯の元で切腹を行った山南敬助
隊士達の中でも最強の呼び名が高く、天然理心流免許皆伝の腕を持つが、肺結核を患い、志半ばで倒れてしまった沖田総司

などなど、魅力あふれる壬生浪士組(新撰組)の人物たちをマエカブの女優陣&男優陣が演じます!

ジュリアス・シーザーと壬生浪士組(新撰組)。
一見、まったく何の関連性もない二つの物語が、どう交じり合うのか… お楽しみに!
公演概要
株式劇団マエカブ2014冬ヨコクラ公演
「愛の刃」

[脚本]松島寛和(劇団シアターホリック)

[演出(13日:女回)] 城尋士(TERRA)
[演出(14日:男回)] 玉井江吏香(Unit out)

●日程
[女回]2014年12月13日(土)14:00開演
[女回]2014年12月13日(土)16:00開演
[女回]2014年12月13日(土)18:00開演
[男回]2014年12月14日(日)14:00開演
[男回]2014年12月14日(日)16:00開演
[男回]2014年12月14日(日)18:00開演
※各回30席限定です。
※開場は各回開演の30〜5分前です。
開演5分前より当日券の販売を開始します。
※当日券販売開始後は、前売りチケットをお持ちのお客様でもお席の案内をお待ちいただく場合がございます
※上演の前後の時間を利用して、マエカブ団員大絶賛のヨコクラさんのウドンをお楽しみください!
※ヨコクラうどんさんのラストオーダーは17:00です。
※会場内は空調設備が整っておりません。必要に応じてストール、ひざ掛けなどをご持参ください。


●場所
ヨコクラうどん(香川県高松市鬼無町鬼無136-1)

●料金
前売1,000円(当日1,500円)
※当日券は開演5分前より販売開始致します。
※未就学児は保護者1名様につき、1名様まで無料です。
前売りチケットのご予約はコチラから
[制作]株式劇団マエカブ:岡田敬弘<コメント>
岡田敬弘です。当劇団も4年目に突入しました。今後自分達が成長する為に必要なものは何かを考えた時、やはりモノの見方、例えば角度を変えてみたり、新しい事に挑戦する事は大切です。そんな中、自分の枠を広げる事の重要性に気づきました。今回、香川、高知、愛媛、岡山の4県の演劇人が関わっています。3年前、中?四国の演劇人で何か作品を創りたいって思いました。でも、思っただけでした。今は思うのをやめて決める事にしました。決める事の意味を少し理解した事で、枠の広げ方に気づく事ができました。今後も作品を通じて演劇業界の枠を広げていきます。ピンと来た人は一緒に先をみていきましょう。
[脚本]劇団シアターホリック:松島寛和<コメント>
この脚本に頂いたお題は、原作に何か有名な話を使った、和テイストの物語をということでした。すぐにジュリアス・シーザーと新撰組のアイデアがひらめきました。驚くのは、ぼくがジュリアス・シーザーを読んだのがかれこれ15年くらい昔で、新撰組も大河ドラマ以外の知識がなかったということ。このふたつはぼくの記憶の片隅でちょこんと眠っていたわけで、今回の話がなければそのまま目覚めることはなかったと思います。国も時代も超えた二つのドラマが、マエカブの声に応えて確かに繋がったのでありました。そうして仕上がった脚本を二人の演出家が手がけてくれるそうです。お二人はぼくの脚本を演出するのは初めてのことです。ぼくはこの新たなつながりにもワクワクしています。ってか、どんだけつなげたら気が済むんだ。やってくれるぜ株式劇団マエカブ。たくさんの出会いで誕生したこの作品が、もっともっとたくさんの人とつながって、お客さんがどっさり入って(←ここ重要)、素敵な舞台になりますように!
[13日:女回演出]TERRA:城尋士<コメント>
女は生まれながらにして女優である。私は過去何人もの女優に魅了され虜となり人生を狂わせてきた。今回女優だけの芝居の演出をする話がきた。女優とは1にワガママ、2にワガママ、3?10ワガママである。きっと、あれが嫌これが嫌とネチネチ言われるのだろう。いや待て、あるいは「ここの言い方がわかんない」と胸元をチラつかせて質問してくるかもしれない。やります! 二つ返事で引き受けた。しかし稽古を重ねると私の淡い期待は消えた。マエカブの女優達はなんと清々しいのか。サバサバして男っぽい。そこには芝居への情熱しかない。私は思う。彼女達なら男よりも男らしい、強くて美しい女前な芝居を創り出せるだろう、と。
[14日:男回演出]Unit out:玉井江吏香<コメント>
運命、というのは不思議なものです。坂出まで往復4時間、仕事→移動→稽古→移動→仕事、隙間で睡眠。社会人ですから「お仕事」もしなきゃいけません。でもそれは稽古場を共にする役者・スタッフのみんなも同じだろうと思います。そして「新撰組」も「ローマ貴族」も、ある意味「お仕事」であったと思うのです。社会の中で生きてる。「何をしてご飯を食べているのか」というのは、「人」を描く演劇において、とても重要なことです。『愛の刃』というタイトルは、『ジュリアス・シーザー』も「新撰組」も、ある意味乱暴に「愛」で量ってしまう、すごいタイトルだな、と思います。愛の、刃。愛が刃。愛は刃? とても美しく、示唆に富む、素敵な作品です。ぜひ会場へ足をお運びくださいませ。
キャスト&スタッフ
[企画]株式劇団マエカブ 
[脚本]松島寛和(劇団シアターホリック)
[演出補佐]13日:繁中あずさ/14日:三嶋孝弥
[振り付け] 13日:繁中あずさ [振り付け、殺陣演出]14日:仁後哲志、池上諒、三嶋孝弥
[制作]橋本琢真、与力(よりき)、池上諒、岡田敬弘
[舞台監督]こだま、越智裕子、仁後哲志
[舞台美術]藤井茉美 [音響]遠藤みか
[照明プラン]こだま [照明補佐]三嶋孝弥、田坂涼
[照明操作]13日:井上正浩(テアトル・ローマン)/14日:こだま 
[映像]14日:仁後哲志  [衣装]真実 [宣伝美術、パンフ制作]遠藤みか、真実
[運営協力]当日スタッフの皆様

13日(土)「女回」
[演出]城尋士(TERRA)
[出演]
小川晴菜、星野沙夜、繁中あずさ、与力(よりき)、ヨドカナコ、藤井茉美、越智裕子、宮本はるか

14日(日)「男回」
[演出]玉井江吏香(Unit out)
[出演]高木康男、橋本琢真、新谷健、三嶋孝弥、仁後哲志、RIN、池上諒
スペシャルサンクス 敬称略、順不同にて失礼します
ヨコクラうどん
劇団シアターホリック
TERRA
Unit out
テアトル・ローマン
株式会社アイクコーポレーション(香川こまち)
Grand Father's高松
THE LOCAL
岡山大学演劇部
螺子頭斬蔵
yakitori.saka.bar Kotoriya-コトリヤ-
豚満 高松北店
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子どもシェイクスピア
ハイバイ
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劇団SOFT GEAR
シアタービートニクス
四国学院大学SIPA研究所
劇団花火
シアターねこ
毎日新聞
会場(ヨコクラうどん)へのアクセス
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